②ー難攻不落の恋 ー OMStory 2 番外編ー





「遊びの恋」



そう、彼女には他に男がいた
俺にも、他に女がいるよーに




だけど、
お互い、暗黙の了解で
他の相手の影を見せてはいけないと思っていた


だから、特に彼女は自分の事を話さなかった




彼女は元々無口な方で
あまりにもキレイだから、冷たく見える





…でも、俺の気持ちが落ちてる時は、
何も聞かずに側にいてくれる


そして隣で、
いつもホットチョコレートを飲んでいた



そんな、彼女なりの優しさを
俺はいつも感じていた

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仲間「オイ、ジュノ見ろよ!覚えてるか?
前に一度来たのあの美人!また来てるぜ!」


「……そりゃ、俺の女だし」



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「ハァ?!何?あんな美人、落としたのか!!
もしかして、あの日に??」


「うーん。あの日から付き合ってるけど…
まだ難攻不落だよ。」


「は??お前どっちだよ( ̄∇ ̄)
ってか、今何人女いるんだよ~(T-T)」






彼女と会う日は、決まって日曜日の夜が多い
俺が彼女の部屋に行って
月曜の朝、出勤する彼女を送り出すパターン

他に男がいても、そこなら時間が空けれるだろ?



でも


お互いに遊びなのに、

彼女に他の男がいると思うと…

負けず嫌いな俺は、
彼女の心まで欲しくなった



手に入らなければ、入らないほどに



女には、こんな競争心はないのだろーか?


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「お疲れ。今日の舞台、面白かったよ。」


「まじで♪今日も俺、カッコ良かったっしょ?」


彼女は静かに微笑んだ
「そうね。
相変わらず女の子にキャーキャー言われてたね。」


「あ、妬いた??」


「全然。」


「ちぇっ(`ε´)」


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俺達は、電話はあまりしないけど、
会える時間は必ず一緒にいた




他の女とデート中でも

彼女から
「お腹減った…」と無愛想なメールが来たら、
すぐに会いに行った







「ピザと花束の宅配便でーす♡」


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「フフッ、子供はいつも暇だね♡」


「なんだよ~嬉しいくせに。」




「お腹減ったー、勿論ピザは嬉しいよ♡」




遊びの恋に何を求めていたのだろう?



彼女は俺に本気にはならないのにな






そう、俺達は一度も「好き」とは言わなかった



それどころか、
彼女が俺を名前で呼ぶことすら、あまりなかった





ただ、彼女はいつも「ねぇ…」と俺に甘える


そんな彼女が、俺はたまらなく愛おしかった


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だからかな?

その頃から、
簡単に俺に「好き」と言ってくる他の女には、
ムカついた

大抵そんなに本気でもねぇくせに…と。






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※お写真お借りしました


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