OMStory 2 -53 (TY☆JH編)ー疑惑ー


首をながーーーくして、
オク君が帰るまでの1ヶ月を過ごした私。


多分、彼は元々マメな人じゃぁないけど…
連絡が無さ過ぎて、ホント寂しい。


なんとか、大学の仕事が忙しかった事と、
ジュノが相変わらず私を和ませてくれた事で、
時間を過ごせた



そして、
あのユウコさんについてのメールの後に、
一通だけきたオク君のメール


ーーーーーーーーー
To:お嬢

元気だよ、忙しいけど。俺も。

ーーーーーーーーー


この『俺も』の後に『会いたい』という言葉が
続く事を信じて、私は彼を待っていた






やっと、オク君が帰国する日ーーーーーーー



私は今、彼の部屋にいる



昨日
帰国が待ち遠し過ぎて、
眠れず携帯を握りしめていたら、
メールがきて


ーーーーーーーー
To:お嬢

昼に到着の便。俺の家で待ってて。

ーーーーーーーー

と書かれていたから。


オク猫ちゃんを預かる時に、
部屋の鍵も預かってたし……


これって本当に本当に恋人って感じじゃない??


なんて、ドキドキしながら、
殺風景な彼の部屋で、
もう朝からスタンバイしている私。



帰ってきたら、やっぱり『お帰り♡』かな?
いきなり『会いたかった♡』とか言って
抱きついちゃうとか??


キャー(≧∇≦*)


そんな妄想をしている時に、
ガチャっと鍵が開く音がした


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オク「ユウコ、これ重すぎ!何買ったんだよ~!」


オク君が、
やたら大きな荷物を玄関に運びいれながら、
話している


玄関のドアは開いたり閉まったりで、
彼はまだ私には気がついてくれていない


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ユウコ「だって~会社の皆にお土産♡いいじゃん、オク、車出勤なんだし、持って来てよ~♪」


ドアの隙間から、オク君とユウコさん、
二人の話声が聞こえる


荷物を運ぶガタガタした音が少し静まって、
私も玄関へ向かった。



ユウコ「はぁ……、オク……寂しいよ。」




ユウコさんのその声は、今までになく女らしくて……………私の歩みを止めた



オク「……少しくらい、我慢しろよ…」

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玄関の外の二人の姿は見えないけど、

オク君のその切なそうな声色に、

私は息を呑んだ…………



ユウコ「…そうよね。」


オク「今から、一緒に飯でも行くか?」


ユウコ「いいよ、タクシー待たしてるし、じゃっ、また会社でね。」



そして、彼が玄関から入って来て、
私と視線が交わった



オク「お嬢……ただいま。」

オク君のいつもの笑顔。

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でも今私は、

突如として脳裏を支配した疑惑に
押し潰されそうだよ…………







※お写真お借りしました

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