OMStory 2 -68 (TY☆JH編)ー憧れの男① ユウコsideー




私とオクが初めて会ったのは
入社半年後の同期の飲み会だった


まだ、入社したてで
学生気分が抜けてない子も多々いた


私もその一人だった



自分で言うのもなんだけど…
私って学業は成績優秀、スポーツ万能。
で、さっぱりしたこの性格。もち友達も多い、
でも……あまり男子にはモテなかった。

そりゃ、自分より何でもできる女って嫌でしょ?


だから、もーソロソロ女らしくしよーって思ってて
いい会社に就職できたし、仕事はそこそこにして、
ステキな彼氏を見つけよーなんて、甘い考えでいた





同期の飲み会の席でーーーーーーーーーー


『営業で初めて成功した話』とか、
男子は自慢話に花を咲かせていた

女子は、それに『すごいね♡』って相づち。
私も頑張って、混ざってみるものの………



くっだらない!
男って自慢話ばっか。
しかも大した成績でもないじゃん!
って思ってしまって……

やっぱり可愛い女子にはなりきれない



ふと、席の端を見ると、あまり話をしないで飲んでいる男がいた


なんか、暗そうやけど、イケメンだし、
声かけてみるか?



そう、それがオクと私の出会い………



「こんにちは。私、営業3課なの。よくある苗字だから、下の名前でユウコって呼ばれてるの。」


オク「………はじめまして。オクです」


暗っ!


「……あまり騒ぐの好きじゃないの?あ、ほらっ皆、仕事の話で盛り上がってるじゃない?」


オク「あー。騒ぐのも仕事の話も好きだよ。
でも、自慢話とか興味なくて。」


あ、実は仕事できないタイプ?


「私も~。自慢なんて過去の話だしね~」

私はあまり彼に興味はなかったけど、
軽く話を合わせた
すると、


オク「おっ!そう思う?なんだ、ユウコって話わかるんじゃん!?」


そう言って、オクは目をパチッと開いた

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え?いきなり呼びすて??
私並に図々しくない??


オク「仕事ってさ、未来の話するもんだよな!
俺、営業1課なんだけど、面白い案件見つけてさ~!あ、聞きたい?」


「え!…あ、うん。」


オクはそれから、キラキラした目で自分の考えてるプランを話し出した


正直…ビックリした

私、頭いい方だから……なんとか分かったんだ、
オクの話の内容。

ホント、斬新で……すごかった

オクは、他の同期と頭の中が全然違って……


何でも優秀な私が
初めて、
男をすごいって思った瞬間だった




その飲み会の1ヶ月後
オクはその話していたプランで、取引に成功して、
社長に表彰された


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すごい新入がいるって、会社は奥の噂でもちきり



私はドキっとした


私、なんてぬるい考えで仕事をしてたんだろう……って。


オクの仕事にかける情熱が、眩しくて、羨ましくて……負けたくないって思ったんだ



それから、私の仕事モードのスイッチが入って、
オクとはライバルのよーな、いい友達になった


オクとは仕事の話をするために
よく二人で飲みに行った


オクは、私を女扱いしないから、
なんか気が許せて
すごく楽しかった


私、馬鹿だったんだ。
無理に女らしいOL演じるなんて、
私らしくないのにね


オクのおかげで、仕事の面白さを見つけた


オクには言えないけど……

私、アンタに出会えた事、実は感謝してるんだ






※お写真お借りしました

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