OMStory 2 -69 (TY☆JH編)ー憧れの男② ユウコsideー


オクは、仕事がずば抜けて優秀で
しかも、このイケメンっぷり
ムカツクほど、女子にモテてる    


190C1B01-ABCE-4AEE-8BD6-4D1551C1EB0D.jpg


でも、私から見ると……
オクは恋愛下手で、笑える
まぁ、私もそれ程偉そうな事は言えないけどね、、、(笑)


でも、オクって、ホントに鈍感!
しかも無駄に優しいから………

厄介なんだよ!




前にね、私が風邪でダウンして、会社を休んだ事があった
その日は金曜日で、
私は一人暮らしで………


腹が空きすぎて……オクに電話してしまった


そしたら、デート中だったオクは、
馬鹿だから、案の定私の見舞いに来たんだ!


オク「ほら、飲み物とか買ってきてやったぞ~」

568A1F03-67EA-4F2F-B599-5368F28E2CDF.jpg


「………すまん。」


オク「お前、彼氏まだできないのかよ!それか友達いないのかーー」


「すまんって!だって、友達は金曜だし、彼氏とデート中だろーし……悪いから…ゴホッゴホッ」


オク「……ったく!俺の予定も考えろよ!病院行ったのか?」


オクは私のオデコに手をあてる


「いーよ!寝てたら治るから!触るな!移るよ!」

私はオクの手を力いっぱい振り払う


オク「そー思うなら呼ぶな!ってかかなり熱いぞお前……とりあえずなんか食って薬飲め!」


そー言うとオクは、不機嫌ながら、サッサとお粥を作ってくれた



オク「ほら、食え!」


…………うまい

「男のくせに料理できるって笑える~」


オク「はぁ?お前が料理できなさ過ぎだろーが。ってか、素直に礼言えないのかよ?だから男できないんだぞ。あーあ。」             

8276DB32-EA6B-4203-9BF3-EDDAF00FF3CB.jpg


……嬉しいよ、ありがとうなんて、
恥ずかしくて言えるワケないじゃん

「はっ!ムカツク!余計なお世話よ!私より仕事ができて、いい男がいないだけだし!選んでるんだから!ゴホッ」


オク「おぃ、病人が興奮するなって(笑)」


オクは咳き込む私の背中をさする


オク「…確かに、お前より仕事できる男はなかなかいないよな……」


「でしょ!」

……若手じゃぁ、アンタぐらいだよ…


オク「あ!榊部長とか、すっげー男前じゃん!俺も惹かれるな~あの人は。」


「……確かに素敵だけど……同期に不倫薦めないでくれる(-_-#)」


オク「ククク(笑)」

オクは、私の男日照りに爆笑してる。
ホント、ムカツク!


「でも、こんなとこでバカ笑いしてていーの?
知らないよ、私!」


オク「は?何が?」


「彼女!デート中に、友達とはいえ他の女の見舞いに来るなんて、怒ってるでしょ?
私だったらこんな彼氏は絶対嫌だし!」


オク「……お前、俺の心配してるのか、俺をけなしてるのかどっちだよ!」


「別に心配はしてないしー」


オク「ったく!……まぁ、俺の彼女は大丈夫だよ。
他の女って…ククク(笑)。ユウコだしな。」


「はぁ!?失礼な!」


オク「いやっ、女でも男でも猫でもパンダでも困ってる友達の見舞いは行くだろ?人間として常識。それ嫉妬するよーだったらダメだって。」   

6292C597-532A-44BB-A19E-D329F6DA6858.jpg

猫でもパンダでもって……(-_-#)

「………でも、女心はそんなに寛大じゃないと思うよ…」


オク「女心って、お前が言う?ククク(笑)」


「うるさい!……ま、彼女を信頼してるよーで宜しいけど。彼女、暗そうじゃん?オクも鈍感だし、本当に知らないよ!」


オク「暗そうって!(怒)俺の彼女は、お前と違っておとなしいんだよ!はーっ!もう食ったらサッサと寝ろ!俺は帰るからな!」




そう、オクの選ぶ女性はいつも大人しそーで、
守ってあげたくなる可愛らしー女。


オクは、恋愛には鈍感で、優しすぎるから
…本当は合わないと思う


オクにはもっと、自分の気持ちを素直にはっきり伝える人の方が、上手くいくと思う



なーんて。

不思議なもんで、自分の事は分からないのに、
他人の恋愛って良くわかるんだよね

別に、オクとは恋愛の事なんてあんまり話さないし、
いつも…いつの間にか彼女がいたり、いなかったりしてるんだけど…




私は薬を飲んだら、深く眠ってしまって
スッキリとした朝を迎えた




すると、オクは私のソファーで眠っていた


06F643D3-591A-41D4-906E-A4E5DC9D848A.jpg


きっと高熱の友達を一人にしては帰れなかったんだろう



「……やっぱり馬鹿じゃん。」


机の上に無造作に置かれたオクの携帯が着信の点滅をしている


「オク!起きろーーーー!
人のソファーで寝るなーーー!!」

私は大声でオクを叩き起こした




ありがとうなんて、恥ずかしくて言えない

私は、図々しい方だけど、素直じゃないんだ

だから、そう。私もアンタには合わないよ。




私にとってオクは……そう、ただの…大切な友達。





※お写真お借りしました

この記事へのコメント

スポンサーリンク